北海道親子タンデムツーリング2010

2010年8月14日快晴。
昨年に続いて今年も北海道ツーリングの日が来た。
今年は昨年の単独ツーリングとは少し違う。
なぜなら今年は私の次男と親子タンデムツーリングなのである。
昨年は往路は新潟、復路は大洗だったが今年は往復大洗便にした。
タンデムで北海道を走りきることができるか多少不安はあるものの、楽しみのほうが強い(笑)
今年は昨年よりも準備は万端である。今回のツーリングのためにナビも購入した。
今回の北海道ツーリングプランは苫小牧〜襟裳岬〜根室〜知床〜宗谷岬〜札幌〜支笏湖〜苫小牧という、ほぼ北海道一周の計画である。
昨年は現地に3日間しかいられなかったが、今年は倍の6日間ある。
道東をメインに最北端に再度チャレンジする。
朝9:00に所沢の自宅を出発。
フェリーは18:45発なので十分余裕だ。
大洗まではひたすら一般道で目指す。
高速を使ってもいいのだが、費用の削減のため、今回は関東でも北海道でも高速は使用しないことに決めていた。
しかし暑い!途中、コンビニで休憩して水分を摂る。
自分よりも次男がバテると思ったがやはり私の方が先にバテる。
次男は部活は野球をやっているため暑さには慣れているらしい。
のんびりと休憩や食事をしながら走って、ようやくフェリーターミナルに到着した。
             
走っているときは晴れていたのに、乗船手続きが終わるころには小雨が降ってきた。
北海道初日の天気はあまり良くない予報なのが気になる。
そんなことを考えているうちにバイクの乗船許可が出た。
フェリーへの乗船は運転手のみで同乗者は歩きで乗船するため息子に荷物を預け私は単独でバイクに乗る。
バイクでの乗船は昨年の経験があるので余裕である。
             
フェリーの中は昨年同様、快適である。
まずは混雑する前に風呂に入る。
息子はフェリーでの旅は初めてなのでかなり興味深々でいろいろ歩き回りたいようだが、ここは我慢して風呂に誘った。
風呂を出たら次は腹ごなしである。
昨年は一人旅だったが、今年は息子が一緒なので、食事は船内のレストランでバイキングにした。
その後、ゆっくりと過したあと、明日からのロングランに備え、早めに就寝した。
             
8月15日(日)13:30。
定刻通り、フェリーは苫小牧港に着岸する。
甲板に出てみると、どんよりとした雲が空を覆っている。
心配した通り雨だ。
これ以上ひどくならないことを祈りつつ下船をする。
乗船と同様に次男とは別々に下船し、ターミナルで待ち合わせとなる。
             
下船後、ターミナルで次男と落ち合い、荷物にレインカバーを装着し、自らもレインスーツを着込む。
この雨で、フェリーターミナル前はチャリダーやライダーが私たちと同様に雨対策に追われている。
今日はもう観光はあきらめて襟裳岬をめざして距離をかせぐことにする。
幸い雨はそれほどきつくはない。
次男にとっては初の雨走行だが、凹む様子もなく、逆に楽しんでいるようだ。
             
海沿いをひたすら走り続ける。
途中、あまりの寒さに道の駅で休憩する。
さすが北海道だ。
真夏であっても雨が降るとひんやりとする。
だが、昨年の最終日の気温ほどではない。
今日は襟裳岬まで行けると確信した私は、ここから宿の予約をした。
今夜の宿泊は「民宿仙庭」だ。
が、ここからが試練だった。
襟裳岬に着くころには日が暮れて、農務、大雨、低温に悩まされ、夕食をとることもできず、まっすぐ宿に入った。
             
やっとのことで宿を見つけて駐車場に着くと中からおばちゃん(写真の左の人」が出てきて、「親子さん?!」と大きな声で迎えてくれた。
そこで私は「そうですけど、この辺で食事するとこありますか〜?!」と尋ねると、おばちゃんは「簡単なものでいいなら作ってあげるよ!」と言うではありませんか!
感動です。荷物を降ろしてレインスーツを脱いでいると「寒かったでしょ?先にお風呂入っちゃいな!」と、またうれしい言葉が。
             
お風呂を出て食堂に行くとおばちゃんが、「お父さんこっち。お兄ちゃんはここね」と。
見るとほかのお客さんと一緒にジンギスカンを用意してくれたではありませんか!
しかもビールまで!
ほんとにいいおばちゃんだ〜(ToT)
食事をしながら、旭川からきたという中学校の先生がギターを弾いてくれてみんなで歌ったりと、とても温かい時間を過ごさせていただきました。
おなかも満腹になり、部屋に戻って翌日の準備を終えて就寝。
雨ではあったが最高の初日となった。
             
8月16日(月)6:00
朝から激しい雨の音で目が覚めた。
まさかのまさか!
天気予報では今日からずっと晴れのはず。
だが外は大雨と農務で何も見えない!
ニュースでも雨は朝だけですぐに晴れると伝えている。
雨がやんでから出発するか。
7:00、8:00、雨はやむ気配がない。
と、常連の釣り人が出発したと聞かされる。
どうやら雨はここだけで少し走れば晴れるらしい。ということで私たちも身支度をし出発した。
             
宿を出るときにおばちゃんが雨の中、大漁旗を振って見送りをしてくれた。
最後まで感動させられた宿だった。
雨の中、襟裳岬を走り抜けてしばらくすると雨と霧はすっかり無くなり太陽が出てきた。
北海道にきて初めて太陽を見た。
本当に襟裳岬だけが雨だったようだ。
黄金道路に入るころには暑く感じるほどで、ここでレインスーツとお別れである。
さぁ、今日は根室を目指して走る。
まずは釧路まで行って昼食である。
             
釧路の和商市場へ向けて走る。
まだ北海道に上陸してウニを食べていない。
昨日は雨の影響と時間の関係で北海道らしい食べ物も食べていない。
仙庭でジンギスカンは食べたが(笑)
とにかく初の魚介類を目指して走る。
襟裳からは結構な距離だが関東で走ることに比べると格段に楽だ。
というか実に気持ちがいい。
             
釧路の和商市場へ向けて走る。
こんな直線が当たり前のように続く。
まったく北海道にはいつも驚かされる。
私がこれほど驚いているのだから、北海道ツーリング初体験の次男はたまらない様子だ。
直線に入るたびに「お〜〜〜!」と叫んでいる(笑)
気持ちはよくわかる。
             
走り続けること数時間。
無事に釧路の和商市場に到着。
テレビでも有名な勝手丼を食べようかと思ったが、冷静に考えると高くつくことに気がついた。
なので、素直に市場内の寿司屋に入り、ウニいくら丼を注文。
久しぶりだ〜!
やっぱりこの味だ。感動。。。
             
おなかも満たされたところで根室に向けてまた走り始める。
途中、釧路湿原をまっすぐに突きぬける道を走る。
MGロードである。
最近は雑誌にもよく紹介されており、結構有名な道になっている。
湿原の中を走り抜けるときの感覚は、決して関東では味わうことはできない。
爽快感がMAXになる。
             
霧多布岬。
霧でなにも見えない。
なぜかここだけが霧だらけ。
わずか1Km手前まで快晴だったのにここだけが霧に覆われている。
だから霧多布というのだろうか?
どうでもいいが何も見えないので次の目的地に急ぐこととした。
             
納沙布岬。
一気に納沙布岬まで走った。
ここまでくると真夏と言えども夕方は肌寒い。
海の向こうにはうっすらと北方領土が見える。
手の届く位置がロシアとは実感がわかない。
今夜はこの近くのライダーハウス「お母婆」に宿泊する。
オーナーの居酒屋で1,500円以上食事すれば宿代はただである。
他のライダーと酒を酌み交わし早めの就寝となった。
             
2010年8月17日(火)6:30
根室に来たからには花咲かにを食べなければ。
ということで、早朝に花咲港に来た。
市場の朝は早いのでお店も開いていると思ったが甘かった(汗)
唯一、開いていたのは大八食堂さんだった。
ま、大八食堂さんが目的だったからいいのだが(笑)
お店のおじさんに尋ねると一応料理はできるとのことだったので、次男はかに中華丼を、私は花咲かにをいただくことにした。
今年の北海道は異常に暑く、てっぽう汁の作り置きはしないとのことで残念ながらてっぽう汁は堪能することができなかった(泣)
が、花咲かには格別だったから満足だ。
             
「開陽台」
ライダーの聖地とも言われる開陽台。
地球が丸く見えると言われているが、本当に地平線が見えて、地球が丸いことを実感させられる。
道東に来たら必ず寄りたいと思っていた。
想像していた通りで感動である。
             
展望台からの眺めは最高だった。しかも快晴だ。
今年はほんとに運がいい。今週の天気予報はすべて晴れだ。
やはり晴れていないとこの景色も魅力半減だろう。
             
「北19号線」
開陽台へ続くアップダウンのある直線道路。
よく雑誌にも掲載されていて有名な道である。
関東では考えられない道だ。
実際に走ると感動が倍増する。
             
「野付半島」
知床横断道路に行く前に野付半島を走った。
写真のように釣り針状に突きだしている。
半島に入ると両側が海になり真っ直ぐな道が続く。
まるで海を突きぬけていく感覚になる。
よく考えると両側が海なんてめったに経験できない。
この野付半島は鳥獣保護区となっており、半島の先端手前で通行止めとなっており、その先へ行くには徒歩のみである。
             
天気がいいとすぐそこに北方領土が見える。
青い海に緑豊かな草原はマイナスイオンたっぷりで気持ちがいい。
             
野付半島をあとにしていよいよ知床横断道路に入った。
知床横断道路に入るとすぐに鹿に遭遇した。
手の届くところに数頭の鹿がいる。
まったく逃げようとしない。
             
「知床峠・羅臼岳」
知床横断道路の中間点、知床峠である。
地元の人に聞いたが、羅臼岳がくっきり見えるのは運がいいとのこと。
いつもは雲が掛ってしまっている場合が多いらしい。
実にラッキーなようだ。
             
知床峠の石碑と一緒に一枚。
             
「知床五湖」
知床横断道路を抜けて、知床五湖にきた。
先週ここにきたという会社の先輩の話では、今年はヒグマが多く出没していて湖を見ることができなかったと言っていたので不安な部分もあったがとりあえず来てみた。
やはりヒグマが出没しており規制がかかっていた。
が、二湖までは散策できるということ。
ラッキーだ。来てみてよかった。
             
上の写真が一湖。下の写真が二湖。
それぞれ違う雰囲気を醸し出している。
二湖までの散策路は、だいたい20分くらいである。
湖面に映る景色が実に美しい。
今度はぜひ五胡まで行きたいものだ。
             
この日はちょうど旅の中間日ということもあり、体を休めるためにもホテルを予約しておいた。
知床第一ホテルである。
私も次男も多少疲れが溜まってきていたので、早めにホテルにチェックインし温泉にバイキングを堪能した。
このホテルはバイキングが有名らしく、とても全種類食べられないほどの種類とボリュームだった。
ほんとに圧巻のバイキングである。
ぜひまた来たいと思わせてくれるホテルだった。
             
2010年8月18日(水)9:00
温泉にバイキング、ふわふわのふとんで充分に休息を摂った私たちはこの日、日本最北端を目指してお世話になった知床第一ホテルを後にした。
途中、オホーツク海に一番近い駅、北浜駅に立ち寄った。
             
「北浜駅」
ほんとに海に近い。天気も快晴。雲ひとつない。
しかし、中国人観光客のバスとはち合わせてしまった。
なんともまぁ中国人はマナーが悪い。どこでも煙草を吸うし他の人のことも気にしない。
駅舎に入りたかったが中国人たちが占拠していて入れないのであきらめて次の目的地を目指すこととした。
             
「能取岬」
網走湾の北端にある能取岬に来た。
ここはオホーツク海を一望でき、冬には流氷鑑賞ができる場所で有名だ。
映画の撮影場所にもなったらしい。
             
岬の駐車場に続く緩やかな坂道からの景色は圧巻である。
行きはオホーツク海に向けて走る爽快感、帰りはオホーツク海を背に空を飛ぶような感覚。
雑誌の表紙になりそうな写真が撮影できた。
             
「博物館 網走監獄」
せっかく網走に来たのだから次男の夏休みの勉強にと思い網走監獄に来た。
ここは明治時代に作られた網走刑務所の建物を保存展示しており、中学生の次男にとっては良い社会科の勉強になるだろう。
             
保存された建物内では実際に牢屋の中に入ったりすることができる。
明治の脱獄王「西川寅吉」、別名 五寸釘の寅吉の脱獄シーンを再現した人形もある。
五寸釘を踏んでも逃げたことでこの名前がついたそうだ。 しかし、寅吉は網走刑務所を脱走したことは一度もないらしい。
             
「北緯45度モニュメント」
いよいよ最北端に近づいてきた。
北緯45度モニュメントと言えば日本海側にある大きなN字のモニュメントが有名だがオホーツク海側にもある。
気にしてなければ通り過ぎてしまうほど地味だが一応記念に撮影してみた。
             
「宗谷岬」
ついに来た。日本最北端の宗谷岬である。
正真正銘、ここより北は北方領土しかない。
昨年に続き、二度目の訪問である私でさえ感動しているのだから初めての次男はよほどのことだろう。
「すげえ〜!」を連発している(笑)
             
「宗谷丘陵」
昨年はあまり時間がなく宗谷丘陵を走ることはできなかったが今年はまだ時間がある。
時刻は16:00をまわっている。ここまでくると真夏でもさすがに肌寒く感じる。
夕方の幻想的な宗谷丘陵を走り抜け、本日の宿泊予定地である稚内を目指した。
             
2010年8月19日(木)
今日は日本海側を走り一気に札幌まで戻る予定だ。
昨夜の宿泊先を出発した私たちは朝食の前に「北防波堤ドーム」に来た。
古代ローマの建築物に似たこのドームは昭和6年から数年かけて建築された建物で、道路や鉄道に波飛沫がかかるのを防いでいる。
             
北防波堤ドームで写真を撮影したあとは朝食だ。
朝食は少し贅沢にいこうということでノシャップ岬の近くにある「樺太食堂」さんにお邪魔した。
ここはライダー・チャリダーの店として良く知られている。
店の中には過去にここを訪れた方々のメッセージが壁や天井にびっしりと貼られている。
             
私はウニいくら丼、次男は海鮮丼を注文した。
            
お店のおばちゃんが「お兄さんたちも書いていって」と言うので記念にメッセージを残した。
今度来たときにこれを見つけたら感動するかもしれない。
             
「ノシャップ岬」
漢字では「野寒布岬」と書く。
日本海と宗谷湾を区切る位置にあり、晴れた日には利尻富士がよく見える。
             
「利尻礼文サロベツ国立公園」
日本海オロロンラインに入る手前に利尻富士を一望できる国立公園がある。
写真のように快晴だと素晴らしい景観を鑑賞することができる。
             
「日本海オロロンライン」
さぁ、いよいよ日本海オロロンラインへ突入だ。
これは石狩から天塩にかけて伸びるR231、R232の愛称で天売島に生息するオロロンという鳥の名前からこの愛称がついた。
日本海沿いを真っ直ぐな道が続いており、その気持ちの良さは本州では絶対に味わうことができない。
             
利尻富士と日本海、草原をバックに記念写真。
背景に映る牧草ロールが実に北海道らしい。
             
どこまでも続く直線道路を走っているとやっとコーナーが出現。
しかし抜けるとまた先が見えないほどの直線が続く。
             
「オトンルイ風力発電所」
オロロンラインを走っていると突如眼前に無数の巨大風車が現れる。
ここは幌延町にあるオトンルイ風力発電所である。
ひとつの風車の高さは99mで全部で28基あり、一般家庭が一年間で消費する電力の1万世帯分を発電しているというからすごい。
             
「サロベツ原野駐車公園」
駐車場とトイレがあるくらいだが朝から結構な距離を走ったのでひと休み。
ここを過ぎるといよいよ利尻富士とお別れである。
お別れの前に1枚写真撮影。今度はいつ来れるだろうか?
             
「羽幌のペンギン」
特に何があるわけでもないのだが記念に撮影したくなるモニュメントだ。
昨年もここで記念撮影したが、今年もお約束の1枚。
                        
「黄金岬」
留萌にあるこの岬はかつてニシン漁が栄えていたころに夕日に照らされて大量のニシンが黄金色に輝いたことから黄金岬と言われるようになったそうだ。
ライダー・チャリダーのキャンプ地としても有名でこの日もたくさんのライダー・チャリダーが来ていた。
             
ここから日本海とはお別れし少々内陸を走って札幌に向かうことにした。
ホッカイダーのトレードマークとも言えるホクレンフラッグの3本目を手に入れるためである。
ホクレンフラッグは北海道を4つの区域に分けて4種類あり、ガソリンスタンドのホクレンで販売されている。
昔は無料で配布していたそうだが現在は交通遺児への募金も兼ねて有料となっている。
無事に3本目のフラッグを手に入れた私たちはこの日、札幌の従兄と再会し市内で一泊した。
             
2010年8月20日(金)
いよいよ北海道最終日である。
フェリーの苫小牧出港が18:45発だから16:30頃にはフェリー埠頭近くにいたい。
さすがに2人とも疲れが溜まってきているので、今日は無理せずに小樽、支笏湖あたりを観光して早めに埠頭に向かうスケジュールにした。
その前に次男がどうしても札幌ドームを見たいと言うので中には入れないが外観だけ見に行った。
             
次男も満足したところで札幌ドームを後にして小樽に向かった。
小樽で朝食を摂り、お土産を買うためである。
             
小樽に来ると必ず寄る「うろこ番屋」さん。
こちらの2階で朝食を摂り、1階でお土産を買う。
毎回買っているので勝手知ったるものだ(笑)
お店のお兄ちゃんに毎回寄っていることを伝えるとたくさんサービスしてもらえた(笑)
             
おなかも満腹になったところで小樽に別れを告げて支笏湖を目指すことにした。
ここでひとつ問題が。ナビで支笏湖を設定するとどうしても札幌の中心を通っていくルートになる。
しかし今年の北海道は例年にない暑さで30度を超えることが多い。当然渋滞もする。
北海道最終日ということもあり爽快に走りたいので逆方向からかなり遠回りして行くことにした。
             
支笏湖に着くと突然雨が・・・。昨年の嫌な経験が脳裏に浮かぶ。
2人で慌ててレインスーツを着込み、荷物にもレインカバーをかけた。
雨なので特に支笏湖ですることもなく、少し早いがフェリー埠頭を目指した。
             
支笏湖を出てしばらくするとまたギラギラした日差しが出始めた。
とてもじゃないがレインスーツを着ていられないほど暑い!
いったいさっきの雨はなんだったのか?どちらにしても晴れてくれることにこしたことはない。
レインスーツを脱ぎ、いざフェリー埠頭へ。と思ったがまだ少し時間がある。
そこで最後の1本のホクレンフラッグを探すことにした。
ここから一番近い場所まで飛ばして往復1時間程度。迷ったが行けると確信し爆走。
結果、見事に4本目をゲット!!これで全種類制覇した!
             
「フェリー埠頭」
いよいよ北海道とも別れるときが来た。
帰りのフェリーの乗船待ちはいつも寂しくなる。
ほかのライダーも同じような思いだろう。
             
1週間旅をした北海道が離れていく。
やはりこの瞬間はやるせない気持ちになる。来年、また来れるのだろうか?
そんなことを考えていたら次男が「まだまだ走りたかったな〜」と。
1年間がんばって働いて、また来年ここに帰ってこよう。
そう誓って今回のツーリングは終了した。
             

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